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✨出雲神仏霊場二十カ所巡り —— 私の“氣”の目覚め体験記

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こんにちは。
このコラム記事を執筆している、
感動まにあの「かんまに」です。(^^)

2005年。私は初めて出雲大社を参拝しました。

偶然にもこの年は、「出雲國神仏霊場」二十カ所巡りの公式な霊場開きが行われた“はじまりの年”でもあったそうです。

その時はそんなことも知らず、何気なく手に取ったのが、授与所にあった出雲神仏霊場二十カ所を巡るための御朱印帳でした。
神社だけでなく、お寺も含まれている構成に驚きつつも、私はその小さな御朱印帳を手にして、気づけば“巡礼の旅”へと足を踏み出していました。

ちょうどその頃から、仕事で出雲方面へ向かうご縁が圧倒的に増えはじめました。自然と週に一度は出雲へ通うようになり、それは単なる業務や観光のためではなく、“何か”に導かれているような不思議な感覚の中で、神社仏閣を巡る日々が始まったのです。

御朱印帳は、ただのスタンプラリーの帳面ではありません。
それは、訪れた社寺と交わした“魂の契り”ともいえる記録であり、自らの霊性を刻む“見えない履歴書”のようなものです。

一つ一つの御朱印は、ただ参拝したという証ではなく、 その時、その場所で感じた祈り、願い、氣づき、感謝…… それらすべての“想念”が、墨文字に込められていくように感じられるのです。

『朱印』とは神さまのシンボルであり、その時その場で結ばれた“見えないご縁”を可視化したもの

出雲の霊場を巡る中で、私は御朱印帳を手にするたびに、

「いま、私はここにいます。この時代、この場所で、確かにこの神仏と出会いました。」

という心の宣言をしているような感覚がありました。

だからこそ、御朱印帳は“自分の魂の旅路”そのものであり、 ページをめくるたびに、当時の空気感や自分の心境までもが蘇ってくる、不思議な宝物となっていきました。

そして不思議なことに、御朱印帳を見返すと、20年近く経った今でも、その場で感じた“氣”が鮮明によみがえり、内側からエネルギーが溢れてくるような感覚になります。

多くの社寺を巡るなかで、私は徐々に気づき始めました。

祈ることの意味。
そこにある“神さまのエネルギー”とは何か。

私が訪れていたのは、単なる建築物ではありませんでした。
そこには明らかに“空間”のエネルギーがあり、訪れるたびに心や体が軽くなるような感覚がありました。

アマテラスやスサノオ、オオクニヌシなど、神話に登場する神さまたちは人間味にあふれた存在として描かれていますが、実際には「人」というよりも、「氣(エネルギー)」としての在り方を象徴する存在なのではないかと感じるようになりました。

そう感じ始めたのは、この出雲神仏霊場の巡礼がきっかけです。

パワースポット巡りは、ただの旅行ではありません。

その土地に刻まれた「時代のエネルギー」「神仏の記憶」に、自分自身を触れさせる
——いえ、“まとわせてもらう”体験なのだと気づかされたのです。

そのときの雰囲気、生活環境、時代背景、人々の考え方や在り方……
そういった様々なエネルギー自分の内側に“インストール”する旅

出雲の地は、まさにその格好の場でした。

私の巡礼は、最終的に2008年に結願を迎えました。
二十カ所を巡る旅は、四つの旅路として分かれていました。

【第1回】2005年11月(出雲西部)

このとき、出雲大社ではちょうど神在祭が行われており、まるでこの巡礼の旅“見えない何か”によって用意されていたかのような、不思議なはじまりとなりました。

出雲大社「縁結びの神」として知られるオオクニヌシが祀られており、実はこの旅そのものが、神々との巡礼という“ご神縁”を結んでくれたように感じました。

  • 出雲大社(譲)
  • 須佐神社(素)
  • 日御碕神社(守)

【第2回】2006年6月(出雲西南部~東部)

この巡礼では、スサノオやオオクニヌシにまつわる神社や神話の舞台となった場所を数多く訪ねることになりました。たとえば八重垣神社は、スサノオとクシナダヒメが祀られており、「縁結び」の物語でも知られています。鏡の池に紙を浮かべて行う“縁占い”も印象的でした。出雲の各地を巡るなかで、神々のドラマが単なる物語ではなく、現地に立つことで“生きた記憶”として体感できるのだと改めて実感した旅でした。

  • 八重垣神社(結)
  • 須賀神社(授)
  • 熊野大社(火)
  • 平濱八幡宮・竹内神社(命)
  • 美保神社(知)
  • 清水寺(慈)
  • 雲樹寺(禅)
  • 大神山神社(神)
  • 大山寺(智)

【第3回】2008年8月(宍道湖周り)

この時の旅では、お寺が巡礼の中心となりました。出雲といえば神話の世界がクローズアップされがちですが、実は仏教文化も深く根付いている地域です。特に鰐淵寺一畑寺などは、その霊験あらたかな空気と共に、静かな山中に佇む伽藍から“祈りの積み重ね”を感じさせてくれる場所でした。神仏が共に息づく出雲の風景は、神道と仏教が重なり合ってきた日本の信仰文化そのものを体感させてくれる旅でした。

  • 鰐淵寺(瀧)
  • 峯寺(阿)
  • 長浜神社(網)
  • 一畑寺(医)

【第4回】2008年11月(松江奥部)

この巡礼では、特に“死”や“癒し”にまつわるテーマが色濃く感じられました。佐太神社には、イザナミに象徴される「神々の母」への想いが重なるような、深い静けさと鎮魂の空気が漂っていました。実際にこの地はイザナミの御陵(みささぎ)があると伝えられており、八百万の神々が“母を慕ってお墓参りに来る”という神在月の出雲神話にも通じる深い意味を感じさせてくれます。これは、いわば“先祖供養”とも通じる祈りの在り方です。

また、この旅の途中で小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の足跡にも触れることができました。彼が日本に魅了された理由が、この松江の地に立ってはじめて肌で感じられたように思います。神仏が交差するこの地には、人知を超えた“何か”を語り継ごうとする“気配”が今も息づいています。

  • 佐太神社(導)
  • 月照寺(昧)
  • 売布神社(浄)
  • 華蔵寺(薬)

この頃の私は、まるで内なる衝動に突き動かされるように、250km以上離れた神社仏閣へと足を運び続けていました。

でも、今振り返れば、あれは「土地の氣」というエネルギー自分の感覚が呼応していたのだと思います。出雲の土地は、そのエネルギーを全身で感じさせてくれる場所でした。

“神仏の氣”に触れることで、
“自分の在り方”にも変化が起きる——

これが私が『氣(生命エネルギー)』という存在を、自分自身の感覚で実感し始めた原点となります。

パワースポットとは、エネルギーに“触れに行く場所”ではなく、
エネルギーを“まとわせていただく場所”

あなたが心の奥で惹かれる場所には、
きっと何か“記憶のようなもの”が眠っているのかもしれません。

次は、あなたの物語を始めてみませんか?


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最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

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